美味しさの理由
目利きの技
鹿児島は南北600km、かつ山地から平野まで様々な地形を用しています。当然ながら気象条件や日照時間も土地によって異なります。その地形と気候の違いから、鹿児島で生産される茶葉は産地によって特長が異なり種類がとても豊富です。
茶匠の技である目利き(=良い茶葉を選ぶ技術)を持って、豊富な鹿児島の茶葉から選りすぐりの茶葉を選びます。
ブレンドの技
コーヒーなどはシングルオリジンが好まれますが、お茶はいくつかの茶葉を合わせてブレンドすることが一般的。もちろん単一種で美味しいお茶もありますが、ブレンドすることにより唯一無二の味わいを創り出すことができるのです。
お茶の世界ではブレンドのことを「合組(ごうぐみ)」といいます。茶葉の良いところを合わせて組み合わせる。 そのためには茶葉の特性を熟知していることは当然で、掛け合わせたときの絶妙な相性を想像できることが匠の技といえます。
焙煎の技
実は茶葉は熱を加えるまでそんなに香りはしません。皆さまが想像する茶葉の香りは焙煎によって生み出されるのです。
焙煎はとても繊細な作業。 出したい味わいや香りに辿り着く火入れ加減は「点」で決まります。その「点」を見つけ出す匠の技がお茶の味を左右する最後の砦。
「目利き」「ブレンド」「焙煎」のすべての工程に匠の技が詰まっており、こだわりぬいたお茶だけが選茶堂のお茶となります。
茶師十段 池田研太
「これぞ、選茶堂」
「だから、選茶堂」
を目指して
唯一無二のお茶を創り出せる、一番の理由。 それは茶師十段 池田研太が仕上げているからに他なりません。
店主 池田研太は、茶審査鑑定技術の最高位である「茶師十段」を取得しています。 全国茶審査競技大会の約70年の歴史において、茶師十段の認定を受けたのは23名のみ。(2023年9月現在) その認定数の少なさが難易度の高さを表す通り、茶師十段取得は茶業界でも至難の技と言われています。
選茶堂のお茶は、茶師十段 池田研太がその最高峰の技を駆使して創り出したお茶です。 日本人に馴染み深いお茶の味わいを大切にし、さらに選茶堂でしか味わえない味を追求していきます。