ブランドストーリー
ずっと昔から最先端。
鹿児島は本土最南端に位置し、古くから海外との交流が盛んな土地。つまりは異国文化の入り口でした。海外からの新しい技術・新しい文化と触れ合う機会が多く、最先端の手法を学び取り入れてきました。世界遺産となった明治日本の産業革命遺産もそのひとつといえます。
同じように、お茶の世界も歴史の古い業種です。嗜好品として好まれていたお茶は、その昔は貨幣代わりとしても使われていました。鹿児島は広大で豊かな自然と気候を活かした茶葉生産が盛んで、トップクラスの生産量を誇ります。これも昔からお茶を大切に育ててきた生産農家さんの努力と積み重ねがあってこそ。
常に新しいものを受け入れてきた鹿児島の地で、歴史を重ねてきたお茶業界。古いようで新しく新しいようで懐かしい、そんな文化が脈々と受け継がれているのかもしれません。
池田選茶堂の「選」の文字には、茶匠として良いお茶を選び抜く眼力と、温故知新の光明を選び続けていく想いが込められています。 皆さま馴染みのあるお茶に新しいエッセンスをプラスできるよう、心を込めてつくります。
ロゴとイラストに込めた想い
古きに学び新しい解釈で 、茶の愉しみを届けるブランド『池田選茶堂』。
池田製茶の凝縮したエッセンスBuying、Blending、Roastingを伝え、先をよむ目利きの存在を可視化させることが、このブランドの幹と捉えネーミングからロゴデザインを制作いたしました。
茶師十段である池田研太氏の取り組みや姿勢から、薩摩はずっと昔から最先端だったと気づかされました。シンボルマークは、その昔、天文の地で茶の遊に一際異彩を放つ茶人が、オリヂナルブレンドテイを愉しんでいたんだろうと、空想を星空に広げデザインしたものです。これからもっともっと未来へ鋭く尖っていく、池田選茶堂を楽しみにしています。
[ デザイナー・アオバト主幹 ] 前崎 成一
「タネを運ぶはたらき」
まだ言葉にならない想いをすくい、コンセプトを立て本来あるべき姿をデザインという手段を使って具現化し、気づきのタネを運び良きご縁を結んでいきます。